椎間板ヘルニアで闘病中

椎間板ヘルニアのため休職した男の闘病の記録

横関大の『スマイルメイカー』を読んだ。

椎間板ヘルニアで休業中は、たびたび不安に襲われて精神的にじっくりと1冊の本を読むことが出来なかった。

 

そのくせ、道尾秀介の「スケルトン・キー」のようなサイコパスについて書かれたノンストップの暴力描写の激しいサスペンススリラーは途中から一気読みだった。

 

メンタルも病んでいた?

(私の精神状態であって、作品は素晴らしいものです)

 

復職してからは、体力面がついていかず、数ページ読んでは挫折するという繰り返しだ。

 

やっと最後まで読み通すことが出来始めている。

 

横関大の『スマイルメイカー』も最初の3つに広がるストーリーで挫折しそうになったが、タクシードライバーと少年のロードムービー的な展開の期待で読み進んだ。

 

途中で、少年の父親のキャラクターに共感できず、また止まりそうになるが、居酒屋の通訳兼従業員のトムの軽妙な会話に救われ最後まで読めた。

 

もちろん、最後は、3つに広がっていたストーリーがすべてつながり、どんでん返しもあり、ちょっとほろりとする大団円となる。

 

スマイルメイカーというタイトルとおそらくペーパーバックを意識したような装丁に惹かれて手に取った。

 

今は、とにかく癒しが欲しい?

 

予想とは違っていたが、期待を裏切らない作品だった。

 

酒は飲めないが、あの居酒屋「日本海」で海鮮丼を食べながらトムと会話してみたいと思った。

 

スケルトン・キー

スケルトン・キー

 

 

スマイルメイカー (講談社文庫)

スマイルメイカー (講談社文庫)

 

 

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つつじの花が咲き始めている!

やはり、散ってしまっていた。

 

いつもの公園にウオーキングに行ってきた。

 

前回満開だった桜は、ほとんど散ってしまっていた。

 

山の斜面のつくられている公園なので、入り口までの道は左側がきりたつ山だ。

 

ガサガサと何かが並走する。

 

立ち止まると音が消える。

 

歩き始めるとまた違うものが並走する。

 

雑草の中に影が・・・

 

何だったんだろう?

 

公園の中までは追ってこないようだ。

(追ってこられたら本気で恐いけど)

 

桜は3割残して散っている。

 

「桜の花は散るからこそ美しい」の言葉通りだ。

ガッカリしながら歩いていると・・・

 

あっと声が出た。

 

つつじの花が咲き始めている!

 

まだ、ほんの少しだけだけど・・・

 

散りゆく桜と咲き始めたつつじのコラボレーション。

 

そういえば、今年も何もしない家の小さな庭でも順番が廻って来たのか、黄色い花が咲いた。(妻は手入れしてると言っているが)

 

季節は廻り、命も繰り返す。

 

この勢いで私の椎間板ヘルニアも完治に一気に進んでくれないか?

 

あせらず、できることをできるように気長にやっていくだけだけど。

 

それにしても、あの謎?の並走したのは何だったのだろうか・・・

 

珍しい四季咲きツツジがこのボリューム! 特大6号(18cmポット)

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未確認生物 超謎図鑑

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下村敦史の「悲願花」を読んだ。

下村敦史の「悲願花」を読んだ。

 

以前、rko-bookさんが紹介されていた感涙のミステリーだ。

www.rko-book.com

両親の無理心中から一人でき生き残った心に深い傷を負った少女が大人になり、一家心中を図って子供を殺した女性に出会う。

 

「生き残ってしまった」という思いを抱えて孤独に生きている主人公の姿に惹かれて読み進めた。

 

SNSでの復讐劇や子育ての大変さもでてくるが、社会問題として、宮部みゆきの「理由」や「火車」のように掘り下げているわけではない。

 

理由 (朝日文庫)

理由 (朝日文庫)

 

 

火車 (新潮文庫)

火車 (新潮文庫)

 

 

しかし、ラストのあっというどんでん返しもあり、最後まで飽きさせない。

 

少し前に読んだ小杉健治の「父からの手紙」を思い出した。

 

 

父からの手紙 (光文社文庫)

父からの手紙 (光文社文庫)

 

 追い詰められた主人公の孤独な闘いというのに惹かれるようだ。

 

夜勤業務の苦しさからそうなるのか?

 ↓これも孤独な闘い?

kuronji888.hatenablog.com

 ともあれ、ブログも中毒にもならず、好きな本も読めている。

 

まだ詳しく書けないが、挫折した挑戦からも立ち直りつつある。

 

今日のプロ野球は、3連覇の王者広島が、6-0でヤクルトに負けている。

ヤクルトと言えば、2年前は記録的な最下位だった。

今年は、きょう勝てば単独首位だ。

 

諦めずにいれば何とかなる、と思いたい。

 

ココロにも身体にも椎間板ヘルニアにも良い生活習慣を付けて行こうと思う。

 

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残念だけど仕方ない、季節は進んで行く。

昨日、入学式を終えた子どもが学生服に身を包み登校していった。

 

昨日は、「黒ずくめじゃ~。」と嘆いていた。

 

今朝は、雨も降り、傘も黒だ。

 

私も無事に入学式の間、約1時間パイプ椅子に座り続けることができた。

 

浅く腰かけて背筋を伸ばすようにして、多分私の場合の患部の腰椎に負担のかからない姿勢で、ときどき腰を浮かすようにしていた。

 

年末の仕事復帰直前の整形外科の診察では、「もう座れる、座ってみて」とかかりつけ医に言われて汗が出るほどの恐怖を感じたものだった。

 

ウオーキングやかかと落とし(アンディ・フグの技ではなく健康法)、スクワットなどを続けている。

 

発症時に激痛をこらえて座り続けたために悪化させたため、座ることの恐怖感は消えない。

 

立ち仕事なので、事務処理などの時はクッションにひざまずいて作業する。

 

荷物を持つのも一度腰を落とし身体と一緒に持ち上げる。

 

仕事中(の再発)の不安はほとんどなくなった

 

運転やトイレの姿勢も90%くらい元に戻った。

 

9月末の発症時には、半年以上過ぎて、まさかまだこんな状態とは思わなかった。

 

11月末最後の再発時には、まさか保存療法でここまで復帰できるとは思わなかった。

 

発症以前は、その前日までエアロバイクを毎日30分~50分くらいしていた。

 

息子の中学入学を機に、また健康のためのスケジュールを見直そう。

 

エアロバイクは恐ろしくて出来そうもないけど・・・

(もちろん、エアロバイクがダメなのではなく、非は私の使い方にある)

 

もう少し回復したらストレッチを始めよう。

 

今日の雨で、満開の桜も散っていくだろう。

 

残念だけど仕方ない、季節は進んで行く。

 

私も家族も前に進んで行こうと思う。

 

 

 

自分で治せる!  腰痛を治す教科書

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見事1級に合格して、有終の美を飾った。

明日、一人息子の中学校の入学式だ。

 

今日が、息子にとって小学生最後の日となる。

 

そこで、小学校生活の思い出を記しておこうと思う。

 もう、サッカーのことや英検に挑んだこと、陸上大会や運動会のことなど十分、記事にしてきた。

 

kuronji888.hatenablog.com

 

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 スイミングのことも書いておこうと思う。

 

保育園でスイミングの時間があったので、小学生でもそのままそのスイミングスクールに通った。

 

もちろん、本人にも確認をしたが、たぶん、「みんなも行くから行くよね」(本当に何人かいた)といような確認だったと記憶する。

 

根性やコツコツ努力するとか「継続は力なり」というような私世代の昭和のキーワードには全くそぐわない息子である。

 

案の定、低学年のときは、休みたい、やめたいのオンパレードだった。

 

3年生くらいから仲のいい友達と同じ時間帯になり普通に行くようになった。

 

レベルが良くわからないが、5級→4級→3級→2級と進んで行って、6年生になると、あとは1級に合格するだけとなった。

 

私の休職中の11月下旬に最初の1級の試験に臨んだ。

 

結果は不合格。

 

2か月に一度の検定のため、次は1月下旬、そしてラストチャンスが3月下旬だ。

 

「まだ、2回もチャンスがあるから楽勝」と余裕だった。

 

しかし、1月下旬も不合格で、200メートルメドレーを4分以内という検定で20秒足りないという結果だ。

 

例によって「20秒なんて無理」「もう2級のままでいい」とヘタレな発言も出始めた。

 

それでも、イヤイヤながらも週一の練習は続けていた。

 

3月下旬の最後のスイミングの日の3日前には、サッカーの練習で右足に蹴りを食らい、内出血と打撲を負った。

 

3日後に治るはずがない。私も諦めた。

 

ところが、妻がスクールに連絡すると次週の4月3日に検定してもらえるとのことだ。

 

しかし、右足の傷が癒えるかどうか?

 

本人も、「どうせ受からないけど、受けるだけは受ける」と覚悟を決めた。

 

落ちることも経験になると私たちも腹をくくった。

 

そして、結果は・・・

 

見事1級に合格して、有終の美を飾った。

 

しつこいけど、根性やコツコツ努力するとか「継続は力なり」というような私世代の昭和のキーワードには全くそぐわない息子である。

 

しかし、昭和世代の私が持っていない何とも言えない「運」と「タフさ」を彼は持ち合わせている気がする。(いつもの親バカですいません)

 

その直後には、春休みの間、クレーンゲームにお年玉をつぎ込んだため、向こう3か月間のお小遣いの値上げをストップされた。

 

頼もしいんだか、頼りないんだかわからない。

(私の中一くらいよりは断然いいけど)

 

ともあれ、明日は息子の入学式だ。

 

私たち家族も新しいステージに入っていく。

 

スイミング・サイエンス: 水泳を科学する

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これは、夜勤明けの朝は極端に脳の働きがにぶる私だけのあるあるだろう。

昨日は、少し大げさになってしまいました。

 

何も起こらない日もあります。

 

日付をまたぐ頃から仮眠までネット予約が粛々と入ってくるだけのときもあります。

 

そんな日は、ルーティンの締め作業や翌日の部屋割りなどを自分のペースでゆっくりできます。

 

これも私の夜勤の日常です。

 

何事もフロントの神様の気分次第のようです。

 

よくある接客業あるあるでしょうか?

 

スタッフがそろっているときは何も起こらず、ひとりがトイレ、ひとりが違う業務で抜ける、またひとりが抜けてひとりきりになる。

 

すると、堰(せき)を切ったように、電話が鳴る・お客様が列をなして来る・クレームやトラブルが・・・

 

今のこの仕事も8年目に入り、何度も何度も似たようなミスをします。

 

忘れたころに同じような間違いをしてしまう。

 

しばらくして、前にも同じことがあったと思い出す。

 

デジャヴ?

 

いやいや、違う。初めてのワケがない。

 

そうなると、本物の自分はもう死ぬ寸前で、走馬灯のように振り返っている人生の登場人物ではないか?と思ってしまう。

 

ときどき、妻に「お前もそうだろう!オレの一炊の夢に出てくるウソの人間だろう!」と言って呆れられる。

 

これは、夜勤明けの朝は極端に脳の働きがにぶる私だけのあるあるだろう。

 

開幕したプロ野球も早くも様々なドラマを生んでいる。

 

去年までとは見違えるようなスタートダッシュを見せる巨人。

 

選手起用などで監督批判も出ていた阪神が、マツダスタジアムでまさかの逆転勝利。

 (大山も打った!鳥谷も先発出場!中谷の逆転HR!)

 

開幕からの6連敗からやっと抜け出すオリックス

 

諦めないでいたらやり返す(私の場合は何に対してだろうか)チャンスはいくらでもある。

 

それにしても斎藤佑樹(先日2回3失点で降板)、オープナーの先発でもいいから次こそは・・・

 

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日本でいちばん心温まるホテルであった奇跡の物語

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ホテルにかかわる仕事 (知りたい!なりたい!職業ガイド)

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夜勤業務従事者の日常

悪夢のような夜勤だった。

 

市内のホテル・旅館など全ての宿泊施設が満室状態の夜だ。

 

初めからある程度の覚悟はしていたが、そんな覚悟をはるかに超える悪夢だった。

 

ゴングが鳴ったのは、清掃担当の方から身内の不幸で休ませてほしいと連絡が入ってからだ。

 

替わりに勤務してもらう人に連絡をつけなくてならない。1人目、二人目がダメで、3人目でやっと来てもらえることに。

 

こんなことはよくあることだ。

 

その連絡中に、トイレの水が流れっぱなしで止まらないという部屋が出た。部屋に急行して、調べると、トイレのタンクに節水で入れているボトルが引っ掛かっている・・・直った。

 

これも、いつものことだ。

 

フロントに戻ると、満室なのに予約漏れのお客様がお越しになる。調べるとキャンセルされている。

 

これも、よくある。

 

しかし、今日は市内のホテル・旅館は全てが満室状態の夜だ。

 

そんな中、深夜着の団体様がチェックインに来られる

さっきチェックインされたお客様がドアが開かないとフロントに来られる

予約漏れの方は「俺はキャンセルしていない!」

さっき直ったはずの部屋から「またトイレの水が止まらなくなった」

 

よく考えると、こんな悪夢のような夜勤も日常茶飯事なのかも・・・

 

縁起かつぎに「トイレは必ず右側で」というのもこんな悪夢を経験してから始めたような・・・

 

今日もまた夜勤だ。

 

どうかお手柔らかにとフロントも神様にお願いしたい。

 

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