椎間板ヘルニアで闘病中

椎間板ヘルニアのため休職した男の闘病の記録

息子と二人三脚で一つの目標に向かったあの日々は、今思えば得難い貴重な体験だったと思う。

NHKラジオ基礎英語2の年間購読を申し込んだ。

 

4月から中学生になる息子のためだ。

 

5年生の6月に英検5級を、6年生の6月に4級をとった。

 

とはいえ、息子は成績優秀というわけではない。一年生の初めての通知表がオール3だった。その後ほぼ横ばいで推移している。

 

とにかく、競争意識、ヤル気がない。

 

英語は、保育園のときに英語のクラスがあり、小学校入学と同時にその先生の教室に通うことにした。

 

そのほか、やはり保育園のスイミングのクラスのスイミングスクールに通った。

4年生からはサッカーのチームにも所属した。

 

時々、親の度肝を抜くようなことをしでかす息子だが、普段はコツコツ努力するのが苦手でゲームやユーチューブ以外には何事にも淡白な性格だ。

 

何度もだが、競争意識、ヤル気がない。

 

スイミングもサッカーも自分で行くと決めたのに2~3か月おきには辞めたい発言をする。(小学校卒業目前の今に至っても)

 

英語も4年生から毎回のようにやめたいと言い出した。

 

「いつまでも保育園と変わらないレベルで役に立つとは思えない」

と生意気なことを言う。

 

確かに、私が授業で習ったのとは違い、会話重視の教室ではある。

 

家族で話し合い、試しに英検5級を受験して受かれば(やめることも)考えることにした。

 

4年生の夏休みに英検5級の受験勉強をスタートした。

 

英検5級 でる順パス単 (旺文社英検書)

英検5級 でる順パス単 (旺文社英検書)

 

 まずは、単語を覚えるために↑この本を買った。

翌年の6月に試験日を決めて余裕のはずだった。

 

しかし、生来、努力とか毎日コツコツが苦手な息子である。ほとんど、手を付けない。いたずらに日々は過ぎて春休みに入り、試験まであと2か月半となった。

 

生来、せっかちで小心者だがA型で決めたことは何とかやり遂げたい性格の私は、自分の受験生時代を振り返り、過去問や模擬試験を数多くこなして、間違えたことろを徹底的にやり直すという方法をとることにした。

7日間完成 英検5級予想問題ドリル (旺文社英検書)

7日間完成 英検5級予想問題ドリル (旺文社英検書)

 

 過去問は、HPからダウンローでできるので、↑この本を買った。

 

私の中では、映画ロッキーのテーマが流れた気がした。

 

だが、息子は、試験をやめて英語教室と続けようかと弱気な発言も出だした。

 

筆記かヒヤリングの模擬問題をして、答え合わせ、間違えたところのみ見直すという日課がスタートした。

 

息子が気が乗らないときは、なだめすかすようにして毎日続けた。

 

息子同様に私もプレッシャーから、声を荒げることもあった。

 

しかし、

息子と二人三脚で一つの目標に向かったあの日々は、今思えば得難い貴重な体験だったと思う。

 

作戦は成功した。本当の学力は別として、息子は無事英検5級に合格した。

 

そして、ロッキー2のように紆余曲折のすえ、6年生では4級に合格した。

英検4級 でる順パス単 (旺文社英検書)

英検4級 でる順パス単 (旺文社英検書)

 

 

7日間完成 英検4級予想問題ドリル (旺文社英検書)

7日間完成 英検4級予想問題ドリル (旺文社英検書)

 

 やはり、↑この2冊で勉強しました。

 

英語教室は、6年生の8月まで続けた。

 

付け焼刃の受験勉強より英語教室で培ったヒヤリング力が合格へ大きく貢献していたからだ。

 

本当は、卒業までと思ったが、息子がやめる代わりに「お父さんも聞いたNHKラジオの基礎英語を聞く」と宣言したからだ。

 

それで、4月から基礎英語2にランクアップとなるので年間購読を申し込んだというわけだ。

 

それにしても、息子と共に英検に取り組んだ2年間(実質6か月)は疲れた。

貴景勝のお父さんや星一徹はえらいと思う)

 

でも、これからもまだまだあるんだろう・・・

 

ツラいんだろうけど、うれしいような。

 

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