後日、ビデオの整理・編集をしていてはじめて彼の悔しさや諸々の感情がわかった。
もう卒業式も終わり、息子の小学校の出来事もどんどん過去に消えていきそうなので書き残しておきます。
6年生の運動会のこと
「全然気にしてないから、お父さんも騒ぎ立てないで、どうせ100メートル走では1位になるから」と息子が言う。
「運動会のリレー選手に選ばれなかった。」と言う。
リレー選手は運動会の花形だ!
息子は市の陸上大会の100メートル走で優勝している。
なぜ、市で優勝した息子が・・・
予選で2位だったらしい。
でも、なぜ学校で1番目と2番目に早い児童が同じ組にいるのか?など選考の疑問を先生に尋ねようとしていたが、ぐっとこらえた。
それまでの息子
マイペースな息子は、成績でも運動でも目立つことは少なく、4年生までは運動会でもリレーの選手に選ばれることはなかった。
ところが、5年生になると人より早く成長期入ったため身長がグンと伸びて、市の陸上大会の100メートル走で学年1位となった。
それからは、運動会でも、100メートル走1位でリレーの選手としても活躍した。
6年生になっても市の陸上大会で2連覇して、当然、運動会でもリレーの選手に選出されるものと思っていた。
しかし、予選で転んでしまい、リレーの選手になれなかった。
さて、運動会当日
宣言通りに予選で負けたライバルに勝ち、100メートル走で1位となった。
ぶっちぎりの1位だった。
落選したリレーでは平然と一生懸命に応援していた(ように見えた)。
綱引きもお母さんとの親子競争もダンスのよさこい踊りも応援合戦も笑顔で元気にこなして、無事に運動会は終わった。
後日、ビデオの整理・編集をしていてはじめて彼の悔しさや諸々の感情がわかった。
100メートル走を走る彼の顔が前半はかつて見たこともない緊張感に満ちていて強張っていたのが、ゴールする瞬間に全てから解放されたような笑顔がはじけていた。
それに気が付いた瞬間、ああ彼も今度の件で今まで経験のないほどの重圧を感じていて、そしてそれを乗り越えたのだとわかった。
息子の成長に涙ぐみそうになった6年生の運動会だった。
いつもの親バカ記事でごめんなさい。
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