椎間板ヘルニアで闘病中

椎間板ヘルニアのため休職した男の闘病の記録

夜勤業務従事者の日常

悪夢のような夜勤だった。

 

市内のホテル・旅館など全ての宿泊施設が満室状態の夜だ。

 

初めからある程度の覚悟はしていたが、そんな覚悟をはるかに超える悪夢だった。

 

ゴングが鳴ったのは、清掃担当の方から身内の不幸で休ませてほしいと連絡が入ってからだ。

 

替わりに勤務してもらう人に連絡をつけなくてならない。1人目、二人目がダメで、3人目でやっと来てもらえることに。

 

こんなことはよくあることだ。

 

その連絡中に、トイレの水が流れっぱなしで止まらないという部屋が出た。部屋に急行して、調べると、トイレのタンクに節水で入れているボトルが引っ掛かっている・・・直った。

 

これも、いつものことだ。

 

フロントに戻ると、満室なのに予約漏れのお客様がお越しになる。調べるとキャンセルされている。

 

これも、よくある。

 

しかし、今日は市内のホテル・旅館は全てが満室状態の夜だ。

 

そんな中、深夜着の団体様がチェックインに来られる

さっきチェックインされたお客様がドアが開かないとフロントに来られる

予約漏れの方は「俺はキャンセルしていない!」

さっき直ったはずの部屋から「またトイレの水が止まらなくなった」

 

よく考えると、こんな悪夢のような夜勤も日常茶飯事なのかも・・・

 

縁起かつぎに「トイレは必ず右側で」というのもこんな悪夢を経験してから始めたような・・・

 

今日もまた夜勤だ。

 

どうかお手柔らかにとフロントも神様にお願いしたい。

 

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