下村敦史の「悲願花」を読んだ。
下村敦史の「悲願花」を読んだ。
以前、rko-bookさんが紹介されていた感涙のミステリーだ。
両親の無理心中から一人でき生き残った心に深い傷を負った少女が大人になり、一家心中を図って子供を殺した女性に出会う。
「生き残ってしまった」という思いを抱えて孤独に生きている主人公の姿に惹かれて読み進めた。
SNSでの復讐劇や子育ての大変さもでてくるが、社会問題として、宮部みゆきの「理由」や「火車」のように掘り下げているわけではない。
しかし、ラストのあっというどんでん返しもあり、最後まで飽きさせない。
少し前に読んだ小杉健治の「父からの手紙」を思い出した。
追い詰められた主人公の孤独な闘いというのに惹かれるようだ。
夜勤業務の苦しさからそうなるのか?
↓これも孤独な闘い?
ともあれ、ブログも中毒にもならず、好きな本も読めている。
まだ詳しく書けないが、挫折した挑戦からも立ち直りつつある。
今日のプロ野球は、3連覇の王者広島が、6-0でヤクルトに負けている。
ヤクルトと言えば、2年前は記録的な最下位だった。
今年は、きょう勝てば単独首位だ。
諦めずにいれば何とかなる、と思いたい。
ココロにも身体にも椎間板ヘルニアにも良い生活習慣を付けて行こうと思う。