自宅療養で昔の恐怖映画のように恐ろしかったこと
「人生観が変わった」とか「人生の転機になった」
などの言葉を聞くことがある。
そんな大げさなことではないが、
身体はもちろん心が弱っていたのだろう。
療養生活で、特に最後の発作の後の11月29日から12月16日まで
ほぼ寝たきり生活を送っていた。
12月17日からリハビリ生活にシフトしていったのだけど、
ある時、家の中の景色に違和感を覚えた。
療養生活の前は、家でどんな生活をしていたかが思い出せなくなっていた!
もともと、不規則なシフト制の勤務の仕事だけど
朝起きてから朝食や洗顔や仕事への身支度や・・・
どんな気持ちでどんな景色を見てどんな動きをして
どんなときにリックスして、どんな、どんな・・・
ちょっとした恐怖を感じた。
認知症も入っているのだろうか?
12月22日から短時間のリハビリ出社を繰り返して
元旦から復帰した。
本当に大げさだけど、
家の中の映像がセピア色からカラーに戻ったような印象があった。
もしかしたらメンタルもギリギリだったのかもしれない。
昔観たスティーブン・キング原作の映画を思い出いた。
狂犬病に侵された自身の飼い犬に自宅の密閉された空間で襲われる
というような内容だったと思います。(違っていたらこめんなさい)
日常生活の光景が全く違って見える・・・
発症から103日。
最後の発作から41日目。
椎間板ヘルニアとの闘いの日々はまだまだ続いていきます。