思いの強さを学びたい!
すごい人がいた。
先天性の難聴のK-1ファイター、郷州征宣(ごうしゅうまさのぶ)さんのことだ。
新聞のコラムで紹介されていた。
格闘技において、耳が聞こえなことがハンデにならないはずがない。
子どもの頃にはいじめられたこともあったそうだ。
愚直に練習に打ち込める性格が向いていたというが、聴覚での制限はなくても一番を目指すのには強い思いがあったのだろう。
思いの強さを学びたい!
一昨年の10月にチャンピオンになったが、昨年6月に王座陥落。
しかし、年末の再起戦でダウンを奪われてからの逆転勝利で沸かせたそうだ。
ブームが去り、格闘技を観なくなってから久しいが、郷州さんの試合はぜひ観たいと思った。
そして応援したい。
客席にはろう学校の子どもたちが詰めかけ、ペンライトを振る。格闘技では異例の光景とのこと。
「聞こえない子どもたちの希望になりたい」とのことだが、
それだけでなく、少なくとも
ヘルニアで凹んでいるおっさんの希望にはなっている。
もう一度、チャンピオンに返り咲いてほしい!
いや、闘う姿を観せてくれるだけでいい!
応援したい!