あれから2年半
もうあれから2年半過ぎた。
さすがにもう闘病中とは言えない。
でも、後遺症は残った。
神経根注射を失敗した「教科書先生」がただ一つだけ言い当てていたこと。
「足の親指の感覚?戻ることはないよ」
そのときは、「何言ってやがる」と心の中で毒づいていた。
あ、当たっていた。
足の親指の中に空洞がある感覚…
腰から足の付け根、足の中を通って親指の中の真空の玉。
右足を動かすのが重だるい感覚…
まぁ、仕方ない。
この経験から二度と腰の負担をかけない生活習慣を考えて実践したいる。
イスに座らない、どうしても座るときは正座で。
ソファをローソファをに変えた。
背にもたれかかることはない。
背もたれ部分を倒して寝る姿勢がリラックスの姿勢だ。
徒歩通勤に変えた。
有酸素運動、筋トレ、ドローインなどに取り組んでいる。
ということで、この闘病ブログは経過報告しかできないので違うところでブログ始めました。
2年前に書けなかったある挑戦の顛末もそこで書きました。
https://kuronji888.blogspot.com/
よければお立ち寄りください。
これ以上の「黒歴史」はつくれない
やり直せるのならいつの時代に戻りたいか?というようなことを考えたことがある。現状に満足していない人であれば尚更だろう。
何時からか「もういいや。もう一度やり直すような面倒なことは。」という気持ちだ。
もちろん、現状に満足していないし、今の惨めな境遇を良しとするわけではないが、もうやり直すには、気力も体力も足りない。
「黒歴史」という言葉がある。
今となっては恥ずかしい、できればなかったことにしたい過去などを意味する表現で、アニメの「∀ガンダム」の作品中で用いられた語が元ネタとされるらしい。
これも、何時からか「もういいや。もう一度やり直すような面倒なことは。」という気持ちだ。
このブログらしく言うなら、「椎間板ヘルニア発症前に戻りたい」という気持ちがなくなってきた。
それより、残された時間をどれだけ有効に生きられるかということを考えたいと思う。
あれれ、究極のマイナス思考がなんとなくプラス思考みたいなものに転換している・・・
良いことなんだか?どうだか・・・
今日の新聞の投稿で、60歳で定年退職して雇用延長も再就職もせず、胸を張って「無職」であるという62歳の方の意見が載っていた。
働くことが嫌い。時間的拘束や精神的拘束が嫌なのだそうだ。非常に共感した。
しかし、58歳の私にとって、残された時間を考えて家族のため自分の老後のためにどこまでどんな形で頑張ればいいのかと悩む。
これ以上の「黒歴史」はつくれないだろうし・・・。
う~ん、やっぱり、マイナス思考が勝るか・・・
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一番は、プロ野球がシーズンオフを迎えたことだろう。
PCの前にいる時間が増えてきた。
書きなぐりになってしまうけど、現状を記しておこう。
あれほど苦しかったトイレもお風呂もほとんど普通の体勢でできるようになった。靴下を履くのも足の爪切りも出来るようになった。
一度目の大きな再発を招いたプランク(体幹トレーニングの)さえ普通にできる。
ここまでになるのに1年かかった。
でも・・・
もしかしたら2~3年目には全快も夢ではない気もする。
それで思い出すのは、大昔の職場研修で聞いて今も耳に残っている言葉、
「微差は大差」
きっと、こんな研修では、手垢のついたようなよく使う言葉なのだったんだろうと思う。けれど、椎間板ヘルニアに罹患した経験が文字通り身をもって実感できる。
ほんの一歩、1ミリでも前に進もうとしよう。自分を変えようとしよう。
エアロバイクはやめてしまったが、ウオーキングと筋トレは続けている。
体重が一時、リバウンドの危機に陥っていたが、お昼をパスタ中心にして、汁うどん・汁そば・ラーメンをやめた。腹八分を意識して、魚の日を増やしてあと1㎏で標準体重というところまで回復した。
このブログも、もっと月並みな言葉になるが、継続は力なりと闘病終了の報告ができるまで細々と続けて行こうと思います。
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恐る恐る書いています
去年の今頃はどうしていただろうか?
今年は、普通に働いて、普通に生活しています。
最後のブログ更新から、かなり間が空いてしまいました。
理由は、元々が文章を書くような習慣がなかったために無理して絞り出すような日もあって、続かなくなりました。
日々、ネタになるような特殊の体験をするでもなく、何でもない他愛のないことを面白おかしく文章にする能力もなく続けることができなくなりました。
一番大きいのは、椎間板ヘルニアからの坐骨神経痛について嘆いたり、訴えたりするすることが少なくなったためだろうと思います。
どこかで、終止符を打たなくては!ブログの終わりを宣言しなくては!と思いながらの毎日でした。
残念ながら、完治はしていません。
以前紹介した楽天ブログの「専業主婦の椎間板ヘルニア日記」の方のように保存療法で完治には至っていません。
右足親指下の知覚鈍麻から右足付け根を経由して腰までの痺れは相変わらずです。
しかしながら日常生活に支障はありません。
長距離の運転はできませんが、先日は法事のため妻と運転を交代しながら往復6時間の運転をしました。(無理をすれはできそうですがリスクを冒す必要もなく)
椅子すわりは出来るだけ避けています。今現在も椅子に正座で書いています。(無理をすれはできそうですがリスクを冒す必要もなく)
病院への通院はしていません。
闘病中を言えるのか?どうか?
終わりを宣言するのか?まだ続けるのか?何も決めずに書き始めてしまいました。
これから、どうしよう・・・
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正体はへびだった。
ヘビだった。
ウオーキングに行く公園で私に並走する謎のモノ。
正体がわかった。
今朝の雨で落ち葉が地面に張り付いているため隠れることが出来ない。
体長30センチほどのヘビがしばらく並走した後に私の前を横切っていった。
公園のつつじも2~3部咲き始めている。
白い大きな花びらの中で蜂が「わーい、わーい」というようにくるくると回っている。
すっかり、春だ。
残念ながら、椎間板ヘルニアの完治はまだ遠いようだ。
ウオーキングもできるし、快方に向かっているのは確かだろう。
しかし、夜勤生活で、体調が優れず、ブログの更新もままならないこの頃・・・
唯一の良いことは、中学生になった息子が、陸上部でライバルに負けたことがくやしくて、自宅で筋トレを始めたことだろうか。
↓この本をネット注文した。
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彼が自主的に何かを始めるのは今までないことだ。
負担に感じないように続けられるように応援してあげようと思う。
私も、病状改善と体調管理のためにウオーキングを続けよう、ヘビと並走しよう。
子どもがスタディサプリを始めることになった。
子どもがスタディサプリを始めることになった。
小学校で、スイミング、英会話(6年生の8月まで)、サッカー、陸上教室(5年生のときに半年)とやっていたが全て終了した。
スイミングだけは続けようかと考えたが、中学校に水泳部がないので本人にやる気がない。
もう部活(陸上部)も始めた(まだ変更のできるお試し期間だけど)。
以前、こどもちゃれんじの時代から進研ゼミを4年生までしていたので(2年生の途中から全くしなくなった)、中学から再開するか?と尋ねたが、これもしない。
塾には絶対に行かない!と言う。
どこまで、強要するのか?意思を尊重するのか?
迷ううちに、授業も進み、部活も始めた。
そして、先日学校から帰ってくると、友達の何人かが塾に通っていると告げてきた。
じゃあ、同じ塾に行くか?と言うとそれはいい。別の塾を探そうか?にも必要ないと言う。
取り残されるという不安があったのか、ちょうど、ネットの広告で見た「スタディサプリ」を聞いてみると、
それには、即答で、「やる!」
14日間のお試しに申し込んだ。
私でさえ、中学入学と同時に「英語」と「数学」の塾に通った。
ネットで勉強・・・今のモチベーションが続けばいいのだが。
陸上部では、100メートルのタイムトライヤルがあり、小学校5年・6年では勝っていたY君に負けて2位だったとのことだ。
ともあれ、彼の中学生活は始まったばかりだ。
これから、どのように助けたり、見守ったり、導いていけるか?
私たち親の役割も重要になってくる。
自分が思っている自分と他人から見えている姿との乖離が激しい。
自分が思っている自分と他人から見えている姿との乖離が激しい。
昨日のことだ。
スーパーのレジに並んでいた。
いつも行くスーパーは、セルフレジなので並ぶのは久しぶりだった。
4つのレジに5~6人くらい並んでいた。
前後は、主婦らしい女性だった。というか、並んでいる8割くらいが女性だ。
決して、間を空けていたわけではないのに前を他のお客さんが横切る。
ムッとして前に詰めると、後ろの方が空いているのに相撲取りのように手刀を切って私の前を横切る。
あきらめて前に隙間を残すと当たり前のように、まるでそこが通路かのように人が横切る。
試しに並ぶ列を変えてみた。
やっぱり、私の前を人が横切る。
隣では、私がいたところのレジが終了している。
時間を無駄にした。
自分では、平凡な中年の男と思っていた。
客観的にはわからないが、どうも他人から見えているのは違う姿らしい。
「人は見た目が9割」という本もあった。
椎間板ヘルニアからの坐骨神経痛のために右足を引きずるときもあるが、もう少し颯爽と背筋を伸ばしていよう。
今日のウオーキングでは謎のモノに並走されなかった。
その代わり、道路の真ん中を割って小さなタンポポが咲いていた。
この強さを見習いたい。